この前少し調べたのですが、
日本人で、パスポートを持っている人は、全人口の約24%
1年の間に海外へ出かける人の割合は、全人口の約13%
サハラ以南へ入国する人の割合は、全人口の約0.13%ほどの約16万人といわれています。
サラハ以南に渡航する人のうち約4分の1は南アフリカ共和国へ入国しています。
重複する入国者もいるのでなんとも言えませんが、
やはり学生のうちに、サハラ以南アフリカに赴き、しかも仕事ができるということが、とても貴重なであることを再認識した数字でした。
今回は、途上国民間セクターでのインターンシップについて書きたいと思います。
③民間セクター(スタートアップ・ベンチャー)
日本やロンドンからの伝を辿ると、日本またはその他先進国資本の企業である場合が多くなります。しかし、途上国のエリート層や、移民三世が立ち上げる会社もあります。
・活動の自由度:☆☆/裁量:☆
仕事は三つに分けられると思います。
一つ目は、そのインターンの核となる仕事。
営業なのか、調査なのか、顧客対応なのか、それは仕事によってことなります。
これが、活動の半分を占めるのではないかと思います。
私はこういうキオスクを100軒程度回って、市場調査を行っていました |
二つ目は、社員が手の回らない事務仕事。
会計処理、調べ物の手伝い、事務用品の買出し、プレゼン資料作成、社員のアポ取りや査証管理など。
大きな会社であれば、これだけが核となる仕事というインターンもありますが、スタートアップは慢性的に人手不足なので、上に書いたようなクリエイティブな仕事にも、必ずと言っていいほど関われると思います。
三つ目は、新たな仕事の種を探してくる仕事。
大きな会社に比べると、事業の方向性への自由度が高いのが、若い会社。
インターンであろうと、いつでもあらゆる方向にアンテナを張って、いけるかもしれないと思ったものはどんどん代表に上げて提案すること。
これは言われなくてもやったほうが良い。良いし、楽しいです。
こんな道を走り回って、備品を買いまわったりもする。 |
・生活の自由度:☆☆
アフリカであれば、土曜日も就業日なので、仕事が休日でも残ることはあるかもしれません。
しかし、日常生活、休日の旅行など制限されることはほとんどないでしょう。
・金銭面でのサポート:☆
基本的には期待しないほうがいいでしょう。
ただ、最近のベンチャー・スタートアップは少額でも資金調達しているところが多いので、NGOに比べれば可能性はあるかもしれません。
一部援助なら見込めるかもしれませんから、だめもとで食いついてみるのはありです!
スタートアップ・ベンチャーは、インターン募集や選考にかけてる労力もないので、公に募集をかけてないところもあるので、ポストに出会うのも難しいかもしれません。
そしてなんと言っても、採用が決まっても、途上国のスタートアップは、半年後つぶれていてもおかしくありません。でもそんなスリリングな環境だからこそ得られるものもたくさんあると思います。
また学生であっても、代表に意見することも可能ですし、自分の考えがどれだけ社会人に通用するのかを試すチャンスがたくさんあります。
私もインターンをした、途上国スタートアップ、またぜひ詳細を書きたいと思いますが、長くなりそうなので、また今度にしますね。