2016年3月23日水曜日

途上国インターンシップ(2)民間セクター


この前少し調べたのですが、
日本人で、パスポートを持っている人は、全人口の約24%
1年の間に海外へ出かける人の割合は、全人口の約13%
サハラ以南へ入国する人の割合は、全人口の約0.13%ほどの約16万人といわれています。
サラハ以南に渡航する人のうち約4分の1は南アフリカ共和国へ入国しています。

重複する入国者もいるのでなんとも言えませんが、
やはり学生のうちに、サハラ以南アフリカに赴き、しかも仕事ができるということが、とても貴重なであることを再認識した数字でした。

今回は、途上国民間セクターでのインターンシップについて書きたいと思います。


民間セクター(スタートアップ・ベンチャー)

日本やロンドンからの伝を辿ると、日本またはその他先進国資本の企業である場合が多くなります。しかし、途上国のエリート層や、移民三世が立ち上げる会社もあります。

活動の自由度:☆☆/裁量:☆

仕事は三つに分けられると思います。

一つ目は、そのインターンの核となる仕事
営業なのか、調査なのか、顧客対応なのか、それは仕事によってことなります。
これが、活動の半分を占めるのではないかと思います。
私はこういうキオスクを100軒程度回って、市場調査を行っていました
















二つ目は、社員が手の回らない事務仕事
会計処理、調べ物の手伝い、事務用品の買出し、プレゼン資料作成、社員のアポ取りや査証管理など。
大きな会社であれば、これだけが核となる仕事というインターンもありますが、スタートアップは慢性的に人手不足なので、上に書いたようなクリエイティブな仕事にも、必ずと言っていいほど関われると思います。


三つ目は、新たな仕事の種を探してくる仕事
大きな会社に比べると、事業の方向性への自由度が高いのが、若い会社。

インターンであろうと、いつでもあらゆる方向にアンテナを張って、いけるかもしれないと思ったものはどんどん代表に上げて提案すること。
これは言われなくてもやったほうが良い。良いし、楽しいです。


こんな道を走り回って、備品を買いまわったりもする。
















生活の自由度:☆☆
アフリカであれば、土曜日も就業日なので、仕事が休日でも残ることはあるかもしれません。
しかし、日常生活、休日の旅行など制限されることはほとんどないでしょう。

金銭面でのサポート:☆
基本的には期待しないほうがいいでしょう。
ただ、最近のベンチャー・スタートアップは少額でも資金調達しているところが多いので、NGOに比べれば可能性はあるかもしれません。
一部援助なら見込めるかもしれませんから、だめもとで食いついてみるのはありです!


スタートアップ・ベンチャーは、インターン募集や選考にかけてる労力もないので、公に募集をかけてないところもあるので、ポストに出会うのも難しいかもしれません。
そしてなんと言っても、採用が決まっても、途上国のスタートアップは、半年後つぶれていてもおかしくありません。でもそんなスリリングな環境だからこそ得られるものもたくさんあると思います。

また学生であっても、代表に意見することも可能ですし、自分の考えがどれだけ社会人に通用するのかを試すチャンスがたくさんあります。

私もインターンをした、途上国スタートアップ、またぜひ詳細を書きたいと思いますが、長くなりそうなので、また今度にしますね。

2016年3月17日木曜日

途上国インターンシップ(1)NGO



開発学を勉強している方の中には、実際に発展途上国に赴きたいという方も多いのではないでしょうか。

少なくとも私は、開発学を専攻したときから、そういう想いがあり、ロンドンに留学してからずっとよい機会をうかがっていました。




途上国といっても、東南アジア・南アジア・中央アジア・中東・北アフリカ・サハラ以南アフリカ・ラテンアメリカなど、そのロケーションはさまざまであり、

渡航するといっても、ボランティア・インターン・バックパック・スタディーツアー・学術調査など、その目的もまたさまざま思い浮かびます。




結局、私は人のご縁で、東アフリカにて、企業のスタートアップに関わることとなりましたが、その活動中にであった学生たち、またロンドンで出会う学生たちとの関わりから、個人個人それぞれの途上国活動を知ることになりました。


(左)バイクタクシーのドライバー
(右)業務を手伝ってくれた現地の学生



















今回は、いわゆる”インターンシップ”と呼ばれるものについて書きたいと思います。
インターンシップといっても、またその受け入れ先は多岐に渡るので、分けて書きたいと思います。



①NGO(小規模)

都市部のコミュニティーや、地方の市町村レベルで活動をする、主に国内・地元NGOです。
ウガンダでは、地元の名手や、隠居したビジネスマンが運営しているタイプを多く見ました。



活動の自由度:☆☆/裁量:☆☆
活動のゴールのみが大まかに設定されていて、その手段の設定と遂行は自身で考えることが求められます。
 
たとえば、「小さな村の女性のエンパワーメントプログラムの一環で作られた、食品加工施設の改装資金(4000USD)を調達する。」というゴールをNGOの代表から設定されます。

そして、「半分は日本からのクラウドファンディング、半分はウガンダ国内の女性企業家からの出資」という手法を自身で考え、ロビー活動から広報ビデオの作成まで、現地の若者と協力して成功させるといった感じです。

またそれに加えて、自発的に、プロジェクトを提案していくことも十分可能かと思います。



生活の自由度:☆☆☆
日常の移動や、休日の過ごし方は、自身で自由が効く範囲が大きいと思います。



金銭面でのサポート:☆
小規模なNGOで資金が潤沢なところはほとんどありませんから、
渡航費、生活費、すべて自腹がなのが一般的です。

ここで学べるのはやはり、途上国という環境で、自分の力量の範囲内で、ローカルにインパクトを与えるということではないでしょうか。

ローカルNGOが運営する学校


















②NGO(大規模)

主には国際的に展開するNGOの現地支部が多いのではないかと思います。そのため、現地団体自体は意外と小規模なんてこともよくあるのでは。

ウガンダでも、Save the Children, Hunger Free Worldなどの団体が広く活動してます。



活動の自由度:☆/裁量:☆
よく聞く仕事内容は、WEBページ等を通じた団体の広報業務、正職員の補佐業務(簡単な調べ物や、フィールド視察の帯同など)

その代わり、大きな組織の意思決定を目にできることもあるかもしれません。
国際的なNGOともなれば、国際機関とも密接に関わっていますから、その様子も知ることができるかもしれません。



生活の自由度:☆☆
職員の安全を第一に考えるため、通勤手段など制限されることがあります。
滞在先も、アパートではなく、ホテルだったりします。

ただ、休日の活動について拘束されることはほとんどなく、平日であっても休みを取って遠出することも十分可能だと思います。




金銭面でのサポート:☆☆
一部、渡航費や生活について援助される場合があります。

小さなNGOに比べると、制約は多いかもしれませんが、スケールが大きく、クオリティーも高く、ステークホルダーも多いプロジェクトが遂行される過程を内側から見られるのは、かけがえのない経験かと思います。


Hunger free worldの井戸事業













また、個人的には、社会人になってからNGOで働くことはないから、学生のうちに団体を内側から見てみたいと思っていたこともありました。

私は現在、大学卒業後、民間での就職を考えていますし、将来的には途上国の企業と仕事をしたいと思っています。
そのキャリアプランの中でNGOで働く可能性は限りなく低いと思います。

しかしながら、国際NGOは、国際機関とならび、開発分野では無視できないプレイヤーです。
学生という身分と時間を使って、その内側にもぐりこむことにも意味があるのではと考えていましたが、結局、その機会には恵まれませんでしたね。


なので、ウガンダで出会ったほかの学生たちが生き生きとその活動について語ってくれたのはとても勉強になりました。
途上国インターンで得られる、そういった人のつながりは本当に尊いものだと思います。



2016年3月12日土曜日

ウガンダの隣国(2)ルワンダ


ウガンダの近隣諸国にはまだまだ素敵な国があります。
よく、ウガンダと混同されてしまう国、ルワンダです。

ちなみに、英語ではRwandaはルワンダですが、Ugandaはユガンダと発音しないと、聞き間違えが起こるというのが、日本人のあるあるではないでしょうか。
IKEAをアイケアと発音する・・・みたいな。(関係ない。)


ルワンダは、悲しくも、1994年の大虐殺によりその名を、世界に広く知られることとなったルワンダ。
20年以上の時が流れても、まだ歴史として片付けられない事件は、今も市民の意識の中に確かにあります。

しかしもちろんそれがルワンダのすべてありません。
今回は隣国から見たルワンダの別の側面を観察してみたいと思います。


①ロケーション

ウガンダの首都・カンパラからルワンダの首都・キガリまではバスで半日ほどで到着です。
チケットの相場は2000円以下です。










首都であるキガリを訪れた人たちがよく、東アフリカ圏内でも、美しさと発展を持ち合わせた街であるといいます。


②公用語

キニアルワンダ語: 土着語であり、第一言語。ウガンダとは異なり、首都圏でも土着語しか放さない人が多い印象

フランス語:旧ベルギー領であるルワンダでは統治時代から近年まで、フランス語が教育機関等をはじめ公用語として使用されてきた。

英語:2009年に公用語として追加され、教育語はフランス語から英語へと移行された。


③ビジネス環境

キガリはケニアの首都・ナイロビほどのダイナミックな経済成長を感じることはなく、IT産業をはじめとする民間セクターの発展の牽引により、「アフリカのシンガポール」を目指す、小さな街です。


ルワンダは、近年の規制緩和政策が評価され、2016年には世銀グループが発表する投資環境ランキングにて、

サハラ以南アフリカにて第2位(1位はモウリシャス)、
東アフリカ共同体で第1位を獲得しました。

特に、借入(Getting Credit)、不動産登記(Registering Property)、建設許可の取得(Dealing with construction permits)が簡易であることが評価されているようです。


しかし、ウガンダのスタートアップに従事していた私としては、新規事業の開始(Starting a business)という分野が気になります。

サハラ以南アフリカ全体では14位ですが、東アフリカではやはり1位を守っています。

法人登記は、ケニア・ウガンダではすべてのプロセスの完了に1ヶ月を費やしても不思議ではありませんが、なんとルワンダでは形式上一両日中に可能となっていますし、手数料等のコストも抑えられています。

民間セクターの発展に力をいれているのは本当のようです。
















④難民の受け入れ

最後になりましたが、前回も、スーダン内戦の難民問題について軽く触れましたが、ルワンダは、また別の難民課題に直面しています。
昨年勃発した、隣国・ブルンジの政情不安により約7万人がルワンダに難民として流入しているのです。

次回はそのブルンジについて書きたいと思います。



参考文献
ルワンダ共和国(Republic of Rwanda)基礎データ - 外務省
Doing Business (http://www.doingbusiness.org) - World Bank 




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2016年3月11日金曜日

ウガンダの隣国(1)南スーダン


前回の記事で触れたとおり、ウガンダは内陸国で、5カ国と国境を接しています。
これだけの隣接国を持ってる国は、世界でも珍しい気がしますよね。
ヨーロッパでいうと、スイスが4カ国
南アメリカでは、ボリビアが5カ国といった位ですが、
アフリカには、ブルキナファソ、ザンビアなど、コンゴ民主共和国においては9カ国の国境線を有しています。

日本やイギリスで生活をしていると、島国主義というのは感じますが、内陸国もまた、防衛上の理由から、排他的な雰囲気を感じます。



ところで、ウガンダを取り巻く国を考えるとすると、隣接している5カ国(南スーダン・コンゴ民・ルワンダ・タンザニア・ケニア)と、

その他、近隣国として、政治的にも経済的にもウガンダとかかわりの強い2カ国(ブルンジ・エチオピア)を考える必要があるように感じます。


















この中でも特に、ルワンダ・タンザニア・ケニア・ブルンジは、ウガンダとともに東アフリカ共同体を構築しており、ビザや関税など、外交上一定の協力関係にあります。

今回はそんな近隣諸国南スーダンについて簡単にとりあげてみたいと思います。


①内戦

ご存知の方も多いかもしれませんが、南スーダンは2011年に北スーダンと分裂する形で独立した新しい国です。

ごく簡潔ですが、

イスラム教が優勢で、独立後実質的統治を行ってきた北スーダンと、
キリスト教が優勢で、油田の利益を搾取されてきた南スーダンの対立でした。


②難民

内戦中に生み出した難民が帰還、しかし新政権樹立後の国内政治対立により、未だ70万人以上が国外避難しています。そのうち約20万人がウガンダ、特にウガンダ北部に避難しています。


③日本の自衛隊活動

この国と日本のもっとも強いつながりは国連のPKO活動のように思います。

現在、南スーダンでは、自衛隊員350名が活動しています。
主に、帰還民のシェルター設営や、道路・下水道などのインフラ整備を行っています。


















まったくの偶然ですが、以前、この活動に従事されていた防衛省職員の方がロンドンの大学院に留学されていたことがありました。
その際、日本人向けに勉強会で講演くださったのが、いまでもとても印象に残っています。

https://sites.google.com/site/iddpuk/workshop/2014-2015/2014-2(議事録もあります)



③自衛隊員の休暇

南スーダン自体からは少し話が脱線していきますが、とても印象的だったので、書かせてください。

いわずもがなですが、南スーダンは首都ジュバ以外の全地域で日本政府により退避勧告が出ている危険赴任地です。
そのため、自衛隊員は定期的に、国外での休暇が認められています。

しかし国外といっても、日本へ帰国できるのではなく、近隣でもっとも治安のよい、私が滞在していた、ウガンダの首都カンパラにて休暇を過ごすのです。

私も、カンパラ滞在中に、数名の隊員にお会いしました。
みなさんとても気さくで、テニス大会に参加しては、未経験にもかかわらず、さすがに運動神経を発揮してくれる、がたいのよい男たちでした笑


④安保法案

カンパラにいるだけで、あんなに遠かった南スーダンが近くなりました。
私が滞在していた2015年9月、いわゆる安保法案が可決されました。
永田町で可決された安保法案の影響をもっとも強く受ける方々の一人が、カンパラにいました。
まっくろに焼けていました。

日本から遠く離れたカンパラにいる青年の人生を変える権力を永田町という街が持っている。
それが間接民主主義というものです。
そのねじれに立ち向かうのが選挙であるということは確かであると強く感じました。

選挙が終わってから盛り上がるデモなんて、センスがないと思ってしまいます。


⑤一般市民

そんな国でも普通に生活している人はいるのです。
クリスマスにウガンダを再訪問した際、クリスマス前のクラブで南スーダン人の兄弟に会いました。
自家用車を使って陸路でカンパラまで、休暇に来たそうです。

カンパラの繁華街(カバラガラ)にあるクラブ
2010年にはこの近くで悲惨なテロがあった














忘れてはいけないのは、ニュースというのは非常を伝える手段であるということ。
通常・日常がニュースになることは稀であること。
非常もまた真実ですが、それがすべてではありません。
近年、SNSの発達で一般市民にも発信の機会が与えられ、ソマリアの女の子が、戦場ではないソマリアを配信したことが話題になったことがありましたね。

東日本大震災の際、ウガンダ人の多くは、日本列島全体が津波で流されたと思ったことでしょうが、日本人は常に同じような思考をしていることがあります。

ちなみに南スーダン人のお兄さんは私に、スミノフアイスをおごってくれました。





参考文献
2015 UNHCR country operations profile: South Sudan  - UNHCR
スーダン共和国(The Republic of the Sudan) 基礎データ  - 外務省
南スーダン共和国 (The Republic of South Sudan) 基礎データ  - 外務省
南スーダン国際平和協力業務(PKO) - 防衛省



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東アフリカ・ウガンダ

2015年7月から9月、ウガンダはカンパラにてインターンをしていました。

その生活は、本当に新しいことばかりで、いまだに咀嚼しきれていないのではと思うほど。

今回はウガンダのごく基礎的な生活情報についてお伝えしたいと思います。


①ロケーション


下の地図にあるように、ウガンダがあるのは東アフリカ
そのほとんどが、旧英国領として知られる地域です。

国境を接するのは南スーダン・コンゴ民主共和国・ルワンダ・タンザニア・ケニア

内陸国でありながら、アフリカ最大のビクトリア湖に面し、ナイル川の源泉を要する水源には恵まれた国です。















②言語

英語:首都カンパラでは広く使用され、ほぼ問題なく生活をすることが可能でした。
またその周辺の郊外地域でも、買い物等、最低限の日常生活においては、英語のみでコミュニケーションを取ることが可能でした。

一般市民における、英語の習得度合、習得率には正直驚きました。
少なくとも10歳以上になれば、昨日したことや、家族のことを英語で説明するのに、まったく問題ありませんでしたし、同じように私が話す内容を理解していたと思います。


ルガンダ語:土着言語として、イギリス統治以前から使用されていた言語で、首都からある程度はなれた地域では、このルガンダ語でしか、深いコミュニケーションは取れません。
また、日本人が、日本語話してもらうとうれしいように、シャイなウガンダ人も少しいつもより心を開いてくれます。

卸売り市場でも、ウガンダ人同士が英語で取引するのが一般的























③電気

首都とその周辺の郊外地域では、比較的安定して電気が供給されています。
停電は時期によりますが、週に2回から5回ほど。

夜間電気がなくなることを見越して、日中故意に電気の供給を止める計画停電の場合がほとんどです。
富裕層は、これに備えて、自家発電機能を住宅に設置していることも多いのですが、オフィスでは常時、3人以上PCを接続することが多く、貯蓄された電気がなくなることもしばしば。



④水道

上下水道:首都圏ではそれぞれ整備されています。断水も月に1回から4回程度に抑えられています。

温水:外付けの湯沸し器があり、シャワーを浴びるのに困らず、とても快適にすごしました。

飲料水:浄水器を使って生活してましたが、フィルターが古くなるとすぐにお腹に異変が起こることもしばしば笑



⑤ガス

公共ガスはまだ整備されていないので、住宅ではプロパンガスを使用していました。
1994年から2013年の間に、ウガンダのLPガス使用量は10倍以上になり、
首都圏ではプロパンガスの使用率がわりと高いと思われます。

しかし、一歩郊外に出れば、マッチで火をつけての料理が当たり前です。



いわゆる貧困に直面しているアフリカという雰囲気は皆無の住居から



















参考文献
2014 statistical abstract - Uganda Bureau of Statistics
ウガンダ共和国(Republic of Uganda) 基礎データ - 外務省



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2016年2月9日火曜日

ブログ引っ越しました^^

タイトル通りです。
FC2はなかなか画像のアップロードなどが面倒なので、Bloggerに移動しました。


それにしても、なんでもGoogleでできてしまいますね。
現在Googleが提供しているサービスは40近くあります。

デジタル系のスタートアップ、イギリスでもケンブリッジを中心にたくさん聞きますが、結局Googleにやられたら終わりなのではと思ってしまうこともあるほど。

このBloggerという機能ももともとはBloggerという会社が運営していた無料ブログ作成サイトのもの。つまり、最終的には買ってもらうという形ですね。


Bloggerのロゴ












Googleが提供しているサービス概要。右端にBloggerのロゴが見えますね。











ついでにケンブリッジの話を少しすると、ケンブリッジ大は理系に強い大学で、コンピューターサイエンスや、人間科学などを強みとしているので、そこで働く学者陣や優秀な生徒を基盤としてスタートアップが2010年代前半から続々と生まれているそうです。



ケン川の上に橋をかけたことからこの地名が生まれました。
ボートで川を下るのが観光の目玉です。














それに合わせて、ケンブリッジのMBAはそれらのスタートアップの協力してカリキュラムを組んだりしているそう。こういう地域性を生かした発展の仕方ってとてもおもしろいし、地方が弱いイギリスで、こういう取り組みが進むのは優秀な学生をロンドンに集めすぎない引力にもなりそうですね。


ケンブリッジのビジネススクール
まだ20年くらいの歴史しかありません。
















ただ、こうして、サービスの供給が寡占化されていくと、メールアドレスとの公開設定ひとつで、アドレスを教えた人全員に、いろんな写真が見られたり、ブログが見られたりというリスクがあるので、本当に用心したい。

これからも細々と続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。




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